家が貧乏過ぎると…
私には小学校の頃よく遊んでいた友人がいましたが、その子の家はめちゃくちゃ貧乏で「大変そうだな」と子供ながらに思っていました。しかし私も親の借金で一時的にそれに近い状態になりかけたりもして、貧乏や底辺というのはわりと身近にある環境だったと思います。
今回はそういった経験の中で、貧乏や底辺の家庭で子供時代を過ごした人のあるあるをまとめてみました。いくつ当てはまっているか確認してみてはいかがでしょうか?
食事関係
マックなどのファストフードにすら気軽に行けない
ファストフードって、ちゃんとしたセットを頼もうとすると結構高くつきますよね。マックで食べるとしてもお持ち帰りでチキンクリスプだけで、外食なんてまずあり得ない…という経験も貧乏あるあるかもしれません。
夕食がやきそばやパスタ、そうめんなどの麺類の日が多い
麺類は安く済ませられておなかが膨れるという、まさに貧乏な家庭には欠かせない料理ですよね。スパゲッティ、やきそばなんかが毎週夕食に出てくるなんてのはあるあるじゃないでしょうか。(夏はそうめん、冷やし中華もプラスで)
スーパーの半額商品を狙いに行く
スーパーによっては値引きをあまりしないところもありますが、半額になる時間帯はそのスーパーによって大体決まっているので、その時間帯にパンや惣菜をお母さんが買ってきたり…子供の頃に半額シールを見慣れていた家はお母さんが節約家か家が貧乏だったかのどちらかでしょう。
近所の激安スーパーが頼みの綱
家が貧乏でも、激安スーパーが近くにあるかないかで全然違ってきます。激安スーパーに行くと大体、在庫処分とかでお菓子が半額くらいで買えたり、野菜や魚、肉も普通にスーパーで買うのとは比べものにならないほど安く手に入れられます。
服装関係
靴がボロボロ
靴が破けてたり、色がはげていたりして関わらず新しい靴を買ってもらえないという経験がある人は間違いなく底辺ですね。子供の靴がボロボロなのに買ってあげない親はいない=靴を買う金銭的な余裕すらない、というのが丸わかりです。
服がお下がりor古着(服が匂う)
新しい服を買ってもらった事がほとんど無い人もそこそこいると思います。姉や兄のお下がりであればまだいいですが、古着ばっかりだった人はかなり貧乏かもしれません。
また、服はそうそうボロボロにはなりませんが、同じ服を何年も着ていると当然その服は匂うので、そこまで余裕がない家庭は底辺といえると思います。
健康面
体が匂う
これは風呂に毎日入っていない(入れない)とか、家自体がくさい、服がくさいといった複数の要因があると思います。
これらはお金に余裕が全く無い家庭でしか起こらない事で、特に小学校の時なんかは同級生から仲間外れにされたりからかわれたりするという悲しい事が起こりがちです。(親に言われて距離を取っている同級生も多分いる)
肌がボロボロ・歯並びが悪い
風呂に入れなかったり、栄養状態が悪かったりで肌がボロボロになったとしても、お金がないとそういった問題を解決することができないですよね。歯並びに関してももちろん歯医者に行くことも出来ないので、歯並びが悪くなることも…
家について
家がせまい・ボロい
底辺といえるほど貧乏だと、当然家もせまいしボロいです。
私の友人の家もせまくてボロかったのですが、それ以外にも家の外の排水溝に蜂の巣があって小さい蜂がすみついていたり、クモの巣があったりしました。私はそのクモの巣に顔ごとつっこんでしまい泣きそうになったのを覚えています。
友達を家に入れたことがない
家がボロかったり、自分の部屋が小さいor無かったりすると、友達を招く事なんてとてもじゃないけどできないですよね。
恥ずかしくて自分の家を紹介できなかったり、家に人を上げた事がないなんてのは底辺あるあるだと思います。
家庭事情
両親の仲が悪い
もちろん両親の仲が良くて性格も良かったら貧乏でも幸せかもしれませんが、基本的にお金に余裕のない生活は心にも余裕がなくなってしまうので、両親の仲もギスギスしてしまいがちだと思います。
(あと個人的な偏見ですが、貧乏な家庭の親は母親がヤンキーぽいor太っているイメージです)
「サンタさんはうちにはきません」といわれる
子供の頃は誰だってゲームとかの高い物がほしいですよね。世知辛い話ですが、サンタさんの購買力=その家庭の経済力、なのでしょうがないです。もしくは全然ほしくない安いおもちゃが置いてあったりとか…
ゲームはもちろん買ってもらえない
本当に貧乏であれば、ゲーム機なんてまず買ってもらえないです。私の友人も確かゲーム機を一つも持っていなかったです。
子供の頃、友達の家に行った時しかゲームをしたことがないって人は底辺だったかもしれません。
お小遣いが少ない
小学校はそこまでお金を使わないでしょうが、中学校はそうもいかないしアルバイトも出来ないので、お小遣いがある程度もらえないと、友達とどこかに行くことも難しいですよね。
ただ、自分の家の経済事情は幼稚園や小学校の頃に気づいてしまうものなので、どんなにお小遣いが少なくとも「お小遣いをちょうだい」と言いにくかったり、普通に却下されたりという経験をされた方も案外多いのかも…
高校ではバイト三昧
家が貧乏だと、自分の携帯(スマホ)代を自分で払わなければいけなかったり、「自分のお小遣いは自分で稼げ」なんて所もあると思います。ただ、自分でお金を得る手段があるので中学校の時よりはまだマシかもしれません。
高校を卒業したら就職
大学に行くお金などどこにもないので、大学には行かずに就職することになります。ただまあ、大学に行って就職出来ないよりはよほど良いと思います。(転職を考えたときに不利になる可能性は否めないですが…)
あまりに貧乏だと高校すら行かせてもらえないことも…
修学旅行の積立金が払えない
修学旅行の積立金は大体6~7万円と言われていますが、毎月3000円くらいの積立金を払うのも難しい家庭というのもやはり存在します。
よほどクラスでぼっちでない限りは、お金がなくて修学旅行に行けなかったというのはかなり悲しい経験になると思います。
最後に
底辺あるあるをまとめてきましたが、この記事を最後まで読んでみて、もっと悲惨なエピソードやあるあるがあるぞ!という方は、ぜひコメントで知らせてほしいです。
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