高校生ぼっちにとって一番辛い行事は修学旅行…
私は、中高大とぼっちだった真性のぼっちでしたが、ぼっちだと中学、高校でかなり辛いですよね…。
そんな私がぼっちで一番辛かった学校行事は何かと聞かれれば間違いなく挙げるのが修学旅行です。
なにが辛いかって言うと、行く前の班決めから現地での自由行動や班行動など辛いことがいくつもあるし、基本的にクラスメイトと一緒に行動しなくちゃいけないので気が休まらないんですよね。
ただ、欠席するのはなかなか難しい
ただ、行きたくないとしても、行かないという選択肢はなかなかとれるものではありません。第一に、親に修学旅行に行きたくないと言う必要があるからです。それを言わずに体調不良で休むとしても、さすがにそれで何日もずっと休むのは怪しまれます。
修学旅行に行きたくないと言ったら、間違いなく親は子供が学校で浮いていることを察しますし、心配させる、悲しませることになりますから。
というわけで、今回は修学旅行のぼっちエピソードや何が辛いかといった話を詳しくまとめてみました。
まず地獄の班分け(班決め)
ぼっちにとって高校生活において一番辛い瞬間と言っても良いかもしれません。なぜなら修学旅行の班決めでは、ぼっちは絶対一人ぽつんと取り残されることになるからです。
クラスに何人かぼっちやそれに近しい人がいればまだましですが、他の人が班決めで色々動いているときに自分は何もすることがなく、他の人達がグループで固まってから担任に「○○もどこかに声かけて入れてもらいなさい」とか言われた際には地獄ですよね。
しかし、班決めの際には確実にクラスメイトに「あいつをどの班に入れようか…」といった押し付け合いだったり気を遣われたりすることになります。
結局は、どこの班に入れるか話し合いになって、人の良さそうなグループとかに入れてもらうことになります(実体験)。けど、もし性格が悪そうなグループに入れられてしまった場合は、嫌がられたりいない人扱いされたりと地獄を見ることになるかもしれません…
もし班決めの際に休んだら…
まあ出席しても休んでも結果は変わらないとは思いますが、その場合は間違いなく「班決めの時間に出たくないから休んだんだな」と思われると思います。
休んだとしても次の日に学校に行くのが億劫になったり、次の日に自分がどのクラスメイトの班に入ることになるか知らされるときも非常に気まずい空気になると思います。
つまり、出席しても休んでも大変な思いをするのは変わらないので、どうしても出席したくないのなら理由を付けて休むのもアリかもしれません。
修学旅行中に起こるぼっちエピソード
そもそも修学旅行自体が精神的に疲れる
ぼっちだと、大抵の人はお泊まり会とか仲いいグループで遊びに行ったりということをそもそもした事が無いorほとんど無い人が多いと思います。そういう人は間違いなく他人といることに慣れていないので、大部屋でクラスメイトと過ごす事にストレスや精神的な疲労を感じます。
そして、修学旅行では大部屋でクラスメイトと過ごしたり寝ることがあると思うので、ぼっちの人は家に帰るまでめちゃくちゃ精神的な疲れがたまります。
ホテルや旅館の部屋での自由な時間がつらい
修学旅行では、旅館の大部屋で7,8人で一部屋に泊まることが多分あると思います。
一緒の部屋の人同士で話したり、トランプや人狼なんかをやったりして盛り上がったりしますが、同じ部屋の人が優しい場合は多少ぼっちを気にかけてくれるかもしれませんが、そうで無い場合は他の人が遊んだりする中で気まずい思いをしながら一人スマホをいじることになります。
2,3人で一部屋に泊まるホテルの自由時間の場合は、みんな友達の部屋に行ってトランプなどをして遊ぶなどして時間を潰している中で、そのときに自分は部屋で一人スマホをいじっているというのはとても心細くなります。(実体験)
まあ、ただ部屋で時間を潰せば良いだけというのはある意味楽かもしれませんが…。
京都や東京、大阪などでの班行動
修学旅行というと、まず間違いなく京都や東京、奈良などの一定のエリアを班ごとに散策する日がありますよね。
自分がほとんど話したことがないクラスメイトたちと、班行動で観光地を散策することを想像してみてください。
自分以外は仲の良い3人、4人のグループに自分が混ざって、5時間とか6時間とかの間は観光名所を回ったり班で行ってみたい場所や店に行ったりするんですよ。優しい人達のグループに混ぜてもらえた場合はまだ多少は気にかけてくれるかもしれませんが、大体は、「どの電車に乗るか」や「この店で昼食でいいか」などといったぎこちない最低限の会話だけでひたすら他の班員について行くことにもなります。
ぼっちにとっては「まだ一人で散策した方が気が楽だ」という感じですが、一人行動は許されないんですよね。
USJ(ユニバ)やディズニーなどでの自由行動
修学旅行には、USJ(ユニバ)や東京ディズニーランドなどのテーマパークで友達や彼女と自由に行動できる日がありますよね。
この日はぼっちにとっては一番どうするか困る時です。対処法なんてものはあまりないですが、自分も含めて実際にどうやってすればいいかorしたかを見ていきましょう。
1.他にぼっちのクラスメイトがいる場合はその人と回る
自分の他にぼっちのクラスメイトがいる場合はまだ救いがあります。同じ班なら成り行きで一緒に回ることができると思いますが、そうでない場合は自由行動が開始されてから勇気を出してその人に一緒に回らないかと声をかけてもいいでしょう。
私もこの方法で同じぼっちの人とUSJを回りましたが、ぼっちがテーマパークでの自由行動を少しでも楽しむためにはこの方法しか無いですし、USJやディズニーを楽しむ機会なんて大阪や千葉に近い人でないと滅多にないですよね。
2.トイレにこもる
テーマパークを一緒に回る人がいなくてどうしようもないぼっちが取る行動といえばこれですよね。ただ、テーマパーク内のトイレには定期的に清掃の人が来るので、長時間同じトイレに入っていると声をかけられる可能性もあるかもしれません。
この行動を取るとしても、事前にトイレの場所を調べて置く必要があったり、携帯の充電を満タンにして予備のバッテリーも充電して置く必要があるほか、何か昼飯代わりになる食べ物が必要になります。
注意点としては、集合場所やホテルまでは一人で行動しなければならないということや、家族にUSJやディズニーの事を聞かれても頑張ってごまかさないといけないという必要があります。
また、家族に怪しまれたくないのならお土産を売っている店に行ってクッキーなどのお土産を買う必要もあるかもしれません。
3.テーマパークの外に出て時間を潰す
ディズニーランド・シーでは当日の入場券があれば再入園が可能なので、テーマパークの外に出て街を歩いたり建物を見たりして時間を潰してから集合時間が近くなったら再入園するという手もあります。
ディズニーランドのゲートの外に出ると、イクスピアリという商業施設があるので、そこでウィンドウショッピングをしたり、施設内の映画館で映画を見るといったことも出来ます。
また、USJ(ユニバ)は再入場が出来ませんが、自由行動が終わった時の集合場所がUSJの外(例えばホテル)であれば、USJを速攻で抜け出して外の飲食店やコンビニで時間を潰すという手もあります。
私のクラスにも、USJでの自由時間にこっそり抜け出して近くに住んでいる知り合いと会っていた人がいましたが、バレたわけでも無く特に問題にもなっていません。ただ、これはあくまでも集合場所がUSJの外の場合です。
ただ、もし万が一外に出るときに見つかったら間違いなく怒られるので、トイレで普通の格好に着替えたり、マスクや眼鏡をして出入りするなど工夫しましょう。同伴の教師の数もそんなに多くは無く。園内を巡回したりするのでずっと入り口で見張るということは無いと思いますが…
一人でなんとかして楽しむ
相当なメンタルが無いと出来ない芸当ですが、テーマパークに来たのならアトラクションに乗ったりして多少は楽しみたいですよね。
ただ、制服で一人で回るのはぼっち高校生だと周囲に丸わかりになります。しかし、制服を脱いで普通の服に着替えて眼鏡などでごまかしても、教師にバレる可能性があるのでやめた方が良いです。
また、自分が修学旅行で行くテーマパークにあるアトラクションなどを調べてぼっちでも目立たないような場所やアトラクションを探してそこで時間を潰すという選択肢もあります。
修学旅行はぼっちにとって人生最大の難所です
中高大とぼっちだった私が人生を振り返っても、間違いなく高校がキツかったと思います。高校の文化祭や修学旅行は本当にぼっちにとっては辛いイベントですから…。
ただ、高校さえ乗り越えてしまえば、あとは大学や専門学校に行くだけで、大学ではぼっちは多少は苦労するけど意外となんとかなるというか、精神的にキツい参加必須イベントは無くなります。専門学校も課題に追われる日々で資格取得などに忙しいですがちゃんとやっていれば就職は出来ると思います。つまり努力をして就職さえ出来ればなんとかなります。
だから修学旅行や文化祭が辛いぼっちの高校生は、ここをどうにか踏ん張ったら後はなんとかなると思って頑張ってほしいです。
コメント
自分の場合、ディズニー班は先生から指定された名前も知らない他クラスのぼっち4人と組まされたけど、案外そっちの方が気楽な気がする。
まあ自分の班だけ異様なオーラを放ちながら園内を彷徨ってたけど(笑)